アジアリーグアイスホッケーレギュラーリーグ、順位決定

5位のHigh1以外はプレーオフ進出順位が決まらない大混戦となったアジアリーグアイスホッケー2008−2009レギュラーリーグは、今日最終戦3試合が行われ、全ての順位が決まった(6位・チャイナ・シャークスは既に全日程終了)。

釧路
王子イーグルス(勝点71)2−1日本製紙クレインズ(勝点68)

決着方法に関わらず勝った方がレギュラーリーグ3位となる対決は、王子・桜井が全得点に絡む活躍で辛勝。この結果王子がレギュラーリーグ3位でプレーオフセミファイナル(2月24日〜。7戦4勝方式)から、クレインズはHigh1とのプレーオフ・ファーストラウンド(3戦2勝方式。2月17日〜。釧路)からの出場となる。

東伏見
SEIBUプリンスラビッツ(勝点73)5−2HC日光アイスバックス(勝点20)
レギュラーリーグ1位通過のためには、第3ピリオドまでに勝って勝点3*1を取り、夜7時から行われるHigh1−ハルラ戦でHigh1が第3ピリオドまでに勝つことが条件となったラビッツは、第2ピリオドまでバックスの頑張りに苦戦するも、第3ピリオド開始早々に内山の連続ゴールでバックスを突き放し、快勝。1位通過のための第1条件をクリアし、ハルラの結果待ちとなった。

韓国・木洞(モクドン)
ハルラ(勝点76)3−2High1(勝点46)
勝点1以上を取れば韓国勢初のレギュラーリーグ1位通過となるハルラは同じ韓国のライバル・High1の前に苦戦するも、キム・グンホが決勝点を含め2得点をあげる活躍で勝利。日本勢以外のチームがレギュラーリーグ1位通過を果たすのは、アジアリーグ創設6年目にして初。

この結果、プレーオフの組合せはこのようになった。

ファーストラウンド(2月17日〜)
日本製紙クレインズ(レギュラーリーグ4位)−High1(レギュラーリーグ5位)
セミファイナル(2月24日〜)
ハルラ(レギュラーリーグ1位)−ファーストラウンド勝者(セミファイナルA)
SEIBUプリンスラビッツ(レギュラーリーグ2位)−王子イーグルス(レギュラーリーグ3位)(セミファイナルB)
ファイナル(3月13日〜)
セミファイナルAの勝者−セミファイナルBの勝者

我らが王子は、優勝のためには絶対に倒さなければならない宿敵・SEIBUとセミファイナルで対決…。ファイナルで当たって欲しかった、というのが本音だが、仕方ない。やるからには全力でぶつかって欲しい。

その前には、バンクーバー五輪出場を賭けた最終予選(2月5日〜。ドイツ・ハノーバー)、そして全日本と、日程的にはこれからどんどん盛り上がる(筈の)日本アイスホッケー界。皆様もぜひ一度リンクに足を運んでください。

*1:アジアリーグアイスホッケーの勝点規定は第3ピリオドまでの勝利で勝点3、延長戦、ゲームウィニングショット戦の勝利で勝点2、延長戦、ゲームウィニングショット戦の負けで勝点1取得となる。