第76回全日本アイスホッケー選手権大会6日目結果

今日は仕事が休みだったので、ダイドードリンコアイスアリーナ全日本選手権6日目を観戦に行って来た。果たして、決勝へ勝ち上がったのは…。
第1試合…準決勝・SEIBUプリンスラビッツ5(1‐2、2‐1、2‐1)4HC日光アイスバックス
得点者
西:ローチフォルト、大久保、増子、内山、佐藤
日:瀬高、波多野(2点)、大日向


SEIBUがバックスの粘りを振り切って、3年連続の決勝進出を決めた。第1ピリオドこそ、バックスに1点リードを許したものの、第2ピリオド3分過ぎに大久保、増子の連続ゴールで逆転。その後3人対5人のキルプレーの場面で同点にされたものの、第3ピリオド開始早々に内山のゴールで再逆転すると、16分過ぎには4人対5人のキルプレーで6人攻撃を仕掛けられるも、佐藤がエンプティネットゴール。その後17分過ぎにバックス・波多野に1点差に迫られ、終了間際に2度目の6人攻撃を仕掛けられたものの、GK・菊地を中心とした堅い守りで逃げ切った。


第2試合…準決勝・日本製紙クレインズ4(0‐1、2‐0、2‐1)2王子イーグルス
得点者
日:ユール(2点)、飯村、佐藤(匡)
王:齊藤(毅)、パーソン


昨年のアジアリーグプレーオフ・ファイナルの再現となった同業対決は、クレインズに軍配。1点をリードされて迎えた第2ピリオド12分過ぎ、5人対4人のパワープレーでユールが同点ゴールを決めると、18分過ぎにもユールが決めて逆転。第3ピリオドにも9分過ぎにユールのパスを受けた飯村、14分過ぎに佐藤(匡)が決めて王子を突き放した。王子は第1ピリオド13分過ぎ、4人対5人のキルプレーの場面でクレインズGK・石川のクリアミスを齊藤(毅)が決めて先制したものの、その後は攻め倦んでしまい、3年ぶりの決勝進出を逃した。


日本製紙クレインズは15日13:00より、ダイドードリンコアイスアリーナにてSEIBUプリンスラビッツと、王子イーグルスは15日9:30より、HC日光アイスバックスと対戦。


明日の試合
ダイドードリンコアイスアリーナ
第1試合(9:30)…3位決定戦・HC日光アイスバックス王子イーグルス
第2試合(13:00)…決勝・SEIBUプリンスラビッツ日本製紙クレインズ


それにしてもバックスがここまで健闘するとは。最下位に沈んだアジアリーグレギュラーリーグでは不本意な戦いが多かっただけに、この戦いが来季以降にどれだけ生かせるか。
王子は今日のように攻め倦んでいる様ではラビッツとのプレーオフセミファイナル(2月24日〜)の戦いが不安だ。攻守のバランスは良いのだから、あとは勝ち切ってくれれば…。

なお、今日の詳細は後日観戦記としてアップの予定。