初物尽くしの旅は波乱の連続〜Part1〜
怒涛の展開となった徳島遠征記第1弾、四国上陸編です。
第1章…計画は突然に立案されるものなのです。
9月のある日、いつものようにネットを巡回していたら、ミンゴス＆喜多村英梨さんのイベント情報を発見。一件は10月11日に徳島、そしてもう一件は11月1日に東京で。
「まあ、参加するのはどちらかだろうな」というのがその時の状態だったんですが…。
10月4日、状況が一変する。11月のイベントのチケットを購入に行ったら何れの販売店も売り切れという惨状!後でネット上で見た話だと、前日の販売開始と同時に売り切れだったらしく…。そして、この段階で脳内からこんな囁きが聞こえてくるわけですよ。「これで徳島行かないとか、ミンゴスファンとして失格だぞ」と。
さらに今度は「今まで乗ったこと無い列車に乗れるチャンスだぞ」という鉄道ファンの自分の心の声まで聞こえてくるわけですよ。そうなると、もう行動あるのみです。次の日には母親から外泊許可を貰い、その日の会社帰りには時刻表と現地のガイドブックを購入し、列車の時刻を調査。翌日には徳島から神戸までの高速バスのチケットをネット予約し（神戸までバスに乗ればその日中に東京に帰れるはずだったのですが…。この辺についてはPart2以降を読んでいけば分かります）、翌日には高松行寝台特急「サンライズ瀬戸」の切符を購入し、バスのチケットを引き取り。人生初の寝台列車、初の四国行の旅はこうして幕を開けたのです。
第2章…東京駅9番線はもう四国
というわけで迎えた10月10日、この日は朝から日比谷公園で行われた鉄道フェスティバルにて先行発売の京成のBトレ購入列に並んだあと、各社ブースを見たり、飛騨牛の駅弁を食べたりした後、秋葉原まで移動してサイリウム(もちろん色は青!)を補充。いったん帰宅した後、3日配信分のSSGを聴いたり、録画しておいたタモリ倶楽部を見ながら夕食を摂って、いざ出発。途中、田町の車両センターに“サンライズ”が出陣待ちしているのを見て、テンションが上がったり。
そんなわけで東京着。列車の出発まで時間がある(家を出たのが20時!)ので、中の本屋で「まんがタイムきらら」（｢けいおん！｣が読みたかったので）を探すも見つからず。何で無いんだー！（結局帰京後に本屋で立ち読みしました）
↑東京駅で見つけたポスター。何でウエストひかり塗装なわけ？
そしていよいよ入線時刻に。
↑下の表示は気にしないｗ
ついにご対面!
そして22時ちょうど、期待を胸に私を乗せた“サンライズ”は一路高松へ出発。ちなみに、今回私が乗ったのは1人用個室「ソロ」だったんですが、中はというと…。
これだけじゃ分かりにくいか…。ええ、かなり狭いです。ベッドがあるだけの、まさに寝台。荷物を置けるスペースはあるものの、他にあるのはNHKのFM放送が聴けるオーディオと明かりのスイッチがあるのみです。
いつも降りる駅（職場最寄）を、通過列車から見るとこんな風なのか、とか横浜（「鉄子の旅プラス」で、南田さんが降りざるを得なかった場所）で通勤列車待ちをしている人たちを見ながら（さすがに京浜東北線や京急に乗っている人たちを「下々の者」とか見てはいませんｗ「アンタ何様?」とキクチさんに突っ込まれるから。詳しくは「鉄子の旅」第3集参照）、小田原・熱海間の海沿い区間での月明かりが綺麗だなーとか思っているうちに（写真に収め切れなかったのが残念!）、気が付けば会社も東日本から東海へ。じゃ、そろそろ寝るかと沼津発車後に就寝。
が、日付変わって午前2時半頃に運転停車で目が覚める。車窓を見ていたら、途中の駅で「城北線乗換え」という看板が見えたので、「名古屋か…（ちなみに確認したのは枇杷島駅）」と。で、いったんまた寝たんですが、1時間後位にまた目が覚めて、気が付くと米原に。向こう側の近江鉄道のホームに停車している電車を見て、「ガチャコン電車（近江鉄道の愛称）だ!」と興奮。
さらに一眠りしているうちに列車は京都、大阪を越え、次に車窓を見たときは「西宮○○病院」の看板を確認し、三ノ宮（阪神、阪急、神戸市営の方は「三宮」表記だが、JRの駅は「ノ」が入る）で阪神のビルを確認し、明石で子午線の上を通過し軽く興奮状態となり、姫路発車後には姫路モノレールの廃軌道跡を確認し、網干で大量の221系、223系が留置されているのを見たら、もう寝ているどころでは無くなる。
NHKでクラシックを聴いているうちに6時27分岡山着。ここで後ろにつなげている出雲市行き「サンライズ出雲」を切り離し。でも、あっさり切り離してしまったので、「豊岡真澄ちゃんが『鉄子』で『これはイマイチ』って言ってたの分かるわあ」と。
そして7時前、ついに瀬戸大橋突入。
↑偶然取れた1枚。
橋を渡り終え、宇多津のデルタ線を通過するとそこは香川県。
↑ボケているけど坂出駅駅名表。横見さん「四国初上陸!!」鉄子の旅担当カミムラ「やったー!」（お
そして7時26分、高松着。
さて、この後どうなることやら。
