第77回全日本アイスホッケー選手権大会4日目結果〜18年ぶりの快挙達成〜

大会もいよいよ終盤に入り、アジアリーグ勢が今日から登場。準々決勝4試合が行われた。
白鳥アリーナ
第1試合(準々決勝)
東北フリーブレイズ6(2-1、1-1、3-2)4明治大

得点者
[東]マルヘレン、スミス2、樫野、ファヌリック、石岡
[明]近藤、牛来2、土屋

第2試合(準々決勝)
日本製紙クレインズ4(2-1、1-1、1-1)3早稲田大

得点者
[日]ユール、三谷、久保、酒井
[早]岩浅、寺尾、久慈

3年ぶりの優勝を目指すクレインズだが、インカレ覇者・早稲田に二度も同点に追いつかれる苦戦。第3ピリオド12分に酒井のゴールで何とか逃げ切る。

第3試合(準々決勝)
王子イーグルス7(3-0、4-0、0-0)関西大

得点者
[王]桜井、岩田、川本、小川(将)、川島、齋藤(哲)、齋藤(毅)

地元で5年ぶりの優勝を目指す王子が、王子OBである鈴木宣夫コーチを擁する関西大を粉砕。ベスト4へ。

第4試合(準々決勝)
中央大(2-1、1-0、2-0)1日光アイスバックス

得点者
[中]寺尾2、水内、我妻、鈴木
[日]波多野

第1ピリオド7分過ぎに先制したバックスだが、その1分半後に同点とされると終了間際にまさかの勝ち越しを許す。その後も中央に着実に追加点を上げられ、まさかの初戦敗退。全日本アイスホッケー選手権で学生チームがトップチームを下すのは、1992年10月に行われた60回大会で明治大が雪印を下して以来。

※中央大は6日15:00より、王子イーグルスと対戦。

明日の試合
白鳥アリーナ
第1試合(12:00)…準決勝・日本製紙クレインズ−東北フリーブレイズ
第2試合(15:00)…準決勝・中央大−王子イーグルス

それにしても、4試合中2試合が2点差以内…。学生の健闘をほめるべきなのか、それともトップチームに「喝」を入れるべきなのか…。