もう1年

アジアリーグアイスホッケー2009-2010は昨日アニャンハルラが韓国勢初の優勝を決めたが、一方で昨日はSEIBUプリンスラビッツのファン感謝デーからちょうど1年経った日でもありました。そっか…あのOB戦からもう1年経ったのか…。
何と言うか…亡くなって初めてその物の大きさが分かると言うか…。今季のアイスホッケーは最後の最後に大きなドラマがあって盛り上がったものの、どこかで物足りなさを感じていたのもまた事実(いろいろあって今季は1回しかリンクに足を運べていないし…)。何より今季の日程表を見て分かるのは、首都圏でアイスホッケーを見る機会がわずか4日しかなくなってしまったことだ(新横浜シリーズ2日間、東伏見シリーズ2日間)。これほど寂しい事はない。日本で行われているスポーツの中で、首都圏にホームを置くチームがない競技なんてアイスホッケーくらいではないか。
かつてのクリープのCMではないが、「西武のいない日本アイスホッケー界なんて…」という思いが日々大きくなる一方の今日この頃です。ラビッツ廃部後に報じられたクラブチーム結成の話はその後どうなったんでしょうか…。
2000年のプリンスホテル野球部解散(主なOBに石毛宏典橋本武広石井浩郎ら。ちなみに某掲示板でおなじみの“沼者”大沼幸二は最後のプロ入り選手)、そして去年のアイスホッケー撤退。堤義明語録の「崩壊したら崩壊したでいい。また一から作り直せばいい」という言葉が何時か実現することを密かに願っております。