第81回都市対抗野球大会東京都二次予選第1代表決定戦JR東日本応援記

さて、昨日は一昨日のエントリに書いたとおり都市対抗東京都二次予選第1代表決定戦・東京ガス-JR東日本の一戦を、神宮球場三塁側のJR東日本応援席から応援してまいりました。
実は東京予選を観に行くのは今回が初めてだったんですが、場内に入っていきなりショックだったのが「ステージないの!?」そう、神奈川二次予選の横浜スタジアムでは当たり前のように置かれていたリーダー用ステージが設置されていない!!まあ、前日までヤクルト・阪神3連戦をやっていたから仕方ないとは言え、普段もこうなんでしょうか?
さて、球場上空は試合開始前から厚い雲が立ち込め、開始20分前には雨もちょっと降り出す中、予定より8分早くプレーボール。東ガスは昨年の本大会で若獅子賞(新人賞相当)受賞の榎田(福岡大)、JR東はベテランエース・齋藤貴志(帝京大)の両左腕が先発。2回、東ガスは先頭の四番・佐々木(明治大)が安打で出塁すると、二死後七番・大崎(常総学院。兄は埼玉西武所属。ちなみに東ガスOBである片岡易之の兄はJR東コーチ)が左前へヒット。これをJR東の左翼手・松本(横浜商科大)が処理を誤る間に佐々木生還。1点を先制される。まあ、普通にやっても本塁は間に合わなかった可能性大だったろうけど、丁寧にやってもらいたいところ…。
しかしその直後の3回表、二死からJR東の一番・川端(国際武道大)が東ガスの遊撃・藤井(国士舘)の失策で出塁すると続く二番・竹内(亜細亜大)がバックスクリーン右へ逆転のツーラン!スタンドはハチの巣を突いたかのような状況に。
さらに6回には六番・齋藤達則(明治大)が三遊間を破る適時打を放ち、3-1に。齋藤の出来から考えると、2点あれば何とか逃げ切れる展開である。
だが8回、ピンチを作りながらも東ガスの攻撃を凌いできた齋藤が捕まり東ガスの五番・松田(関西大)に中堅越えの適時二塁打を打たれて1点差に。ここでJR東・堀井監督は齋藤から坂上(さかうえ。駒澤大)にスイッチすると、東ガスも代打に主将・鮫島(京都産業大)を送る。ここは坂上が鮫島を三振に切ってピンチを脱したのだが、それでも一筋縄ではいかず最終回、一死から一番・濱田(東洋大)が四球で出塁し、さらに代打・植山(法政大)の1球目を坂上が暴投して走者二塁のピンチを迎える。ここで再び堀井監督が動いて投手は佐藤大士(中央学院)に交替。奇しくも元三菱ふそう川崎戦士の対決となった。三塁側スタンドが全力で「ヒロシ」コールを連呼する中、佐藤は植山を三振に仕留め、続く三番・黒田(関西大)も三振に仕留めて2年ぶりの代表権獲得。去年予選敗退に終わった雪辱を晴らした。
ちなみに、代表決定の瞬間のテープ投げ、自分の所にまでテープが回って来ませんでした。これがやりたかったのにーっ!
これが自身5度目の代表決定戦応援だったんですが、うち2回は日産の第1代表決定戦と第2代表決定戦。応援席に入ったチームが一発で代表権獲得を決めたのはこれが初めてだったり。やっぱり第1代表というのは気持ちいいものなんですね。
あと、昨日の試合で驚いたのは、代表決定戦ということもあったのか、JR東の応援者が結構いたこと(3000人はいたとか)。緑の団扇を持った人が三塁側スタンドの左翼方面にまでせり出していましたからね(東ガスの応援団も圧倒)。バックネット裏にも同様の人がいましたし。さすが、東京ドームのスタンドを緑一色にするだけの動員力。
さて、次はドーム。再び勝利の「明け行く空に」を歌える事を楽しみにしております。