平成22年度秋季東都大学野球一部・二部入れ替え戦2回戦結果

仕事後神宮にて東都大学野球の一部・二部入れ替え戦を観戦。前日先勝し、6季ぶりの一部復帰に王手をかけた駒澤大(二部優勝)がそのまま逃げ切るのか、国士舘大(一部6位)が意地を見せて明日の3回戦に持ち込むのか、はたして結果は―。
1回、駒澤は一死から二番・赤木(4年、崇徳)が右翼フェンス直撃の二塁打、三番・白崎(浩。2年、埼玉栄)の適時打で1点を先制。その後は駒澤・井口(2年、市川越)、国士舘・屋宜(4年、中部商)の投手戦となり、1-0で迎えた8回、国士舘は二死二塁から七番・青山(4年、市船橋)、八番・西川(3年、桐光学園)の連続適時打で逆転、このまま逃げ切るかに思われたが、駒澤は直後の9回、一死一、二塁で一番・岡(3年、西日本短大付)が右翼線への適時二塁打で同点に追い付き、延長戦に突入。10回、駒澤は二死一、三塁から途中出場の中谷(2年、八頭)が左翼線への2点適時二塁打を放って逆転に成功。最後は村上(1年、八千代東)が3人で締め、連勝で2008年春以来となる一部復帰を決めた。国士舘は9回一死一塁で投入した樋口(4年、富士見)が誤算。


2回戦…駒澤大2勝
駒澤大(二部優勝)
100 000 001 2=4
000 000 020 0=2
国士舘大(一部6位)

駒:井口(2年、市川越)、白崎(勇。3年、駒大岩見沢)、○加茂(4年、掛川西)、村上(1年、八千代東)
国:屋宜(4年、中部商)、●樋口(4年、富士見)


この試合の模様は後日観戦記でアップ予定。

駒澤は2年前の春に入れ替え戦で中央大に敗れて二部に降格して以降(あの入れ替え戦で中央が勝っていなかったら、巨人・沢村拓一は誕生していなかったのかもしれない)、なかなか好結果が出ず、大学野球ファンを心配させたが、来春は久々に「KOMAZAWA」のユニフォームが戻ってくる事になった。やはり、神宮には駒澤の青のユニフォームと、ブルーペガサス(応援指導部)の演奏がよく似合う。
一方の国士舘青山学院大を下して30季ぶりの一部昇格を決めた1年後、まさかの悪夢…。来春は鬼の栖に戻ることになりますが、捲土重来を期待しております。それにしても、継投は難しい…。