第58期王将戦七番勝負第6局結果

3勝2敗と王手をかけた深浦王位がそのまま自身初の二冠となるのか。それとも羽生王将が逆王手をかけるのか。注目の第6局は11、12日の2日間、静岡県河津町で行われ、12日午後5時40分、99手で羽生王将が勝ち3勝3敗のタイに。深浦王位の4手目△3三角戦法を羽生王将が手堅い指し回しで受け止める。第7局は25日、26日に、山形県天童市で。
羽生対深浦戦の番勝負はこれで5回目となるのですが、5年前の朝日オープン五番勝負、一昨年、昨年の王位戦ではいずれもフルセットに持ち込まれ、朝日オープンは羽生が、王位戦は2年連続で深浦がそれぞれ勝っているのですが、羽生王将としてみれば、王位戦で2年続けて敗れているだけに、そろそろ深浦王位に一発喰らわせたいところでしょうし、深浦王位にしてみれば、王位戦で2年続けて羽生名人の挑戦を退けているという自信と、A級から陥落したという悔しさが同居しているでしょうから、いずれにしろ、第7局は好勝負になること必至かと思います。
さて、結果は果たして…。