22人のウサギ達の明日はどっちだ?

既に報じられているように、3月を持って解散したSEIBUプリンスラビッツから日本製紙クレインズに移籍した小原大輔(FW)、王子イーグルスに移籍した今洋祐(FW)、佐藤翔(FW)の3選手は先日からチームに合流し、激しいチーム内競争に挑んでいる。
しかし、彼ら3選手が新天地での活躍を目指している中、昨季限りでの引退を表明している川口寛、増子秀司、藤田キヨシの3選手以外の22選手の進路は未だに明確になっておらず、ホッケーファンをやきもきさせている。
この22人の中にはチームキャプテン鈴木貴人、昨季全日本選手権MVPの田中豪ら、4月に行われた世界選手権の代表メンバー、そして今季からチームに合流する予定だった井上光明(法政大。GK)、今城和智(中央大。DF)、上野拓紀(早稲田大。FW)の新人3人も含まれており、彼らをどのチームが獲得するのかによって来季の各チームの構成も見えてくるのだが…。
また、4月にアジアリーグアイスホッケー・ジャパンオフィスから公示されている退部選手のうち、小原、今、佐藤、ハルラへ移籍した前日光アイスバックスの尾野以外の進路は未だ発表されておらず、各チームともやはり活動費を抑えなければならないのか、と想像してしまう。
果たして今秋のアジアリーグ開幕時に、新しいユニフォームに袖を通している選手はいったい何人いるのか…。