久々

昨晩は久々に順位戦中継を午前1時過ぎまで見ていました(今日が休みだからこそ出来る)。
昨日はA級7回戦2局、B級1組11回戦6局が行われたのですが、多くの方はやはり佐藤康光九段−森内俊之九段戦に注目していたのではないでしょうか。森内九段は現在4勝2敗で挑戦権争い中、一方佐藤九段は開幕から6連敗中で、この一戦に負けたらB級1組へ降級という共に大事な一番だったんですが、先手の佐藤九段が141手で勝ち、ようやく初日。一方森内九段は4勝3敗となり、同日行われていた高橋道雄九段−三浦弘行八段戦の4勝2敗同士の直接対決で三浦八段が勝ったため、現時点で3番手に後退(ちなみに、2月3日には現在5勝1敗でトップを走る谷川浩司九段と三浦八段、佐藤九段と現在1勝5敗の藤井猛九段の直接対決がある)。
また、B級1組は、勝てば渡辺明竜王(8勝2敗。前期4位)、深浦康市王位(6勝3敗。2位=前期A級から降級)の結果次第でA級復帰が決まる久保利明棋王(8勝1敗。前期5位)が松尾歩七段(6勝3敗。12位=前期B級2組から昇級)に敗れ、渡辺竜王、深浦王位共に勝ったため、昇級争いはますます混沌。一方の降級争いは、2勝7敗の阿部隆八段(前期7位)、2勝8敗の堀口一史座七段(前期9位)、3勝6敗の畠山鎮七段(前期8位)の3人が敗れ、ますます厳しい状況に。