第84回選抜高等学校野球大会出場校選考委員会結果

第84回選抜高等学校野球大会(毎日新聞社日本高等学校野球連盟主催)への出場校を決める、選考委員会が行われ、出場32校が決定した。
21世紀枠
女満別(北海道。初出場)
石巻工(宮城。初出場)
洲本(兵庫。26年ぶり3回目)
石巻工東日本大震災での津波、及び9月には台風での浸水も経験するなどの困難の状況からの出場。近畿大会で報徳学園関西学院、育英の3校が全て初戦敗退し、30年ぶりに選出なしか、と思われた兵庫県勢だったが、洲本が選出されたことで連続出場記録を更新。また、関東地区推薦の高崎が選ばれなかったことで、一般枠関東地区の選考に注目が集まる事に。


北海道
北照(2年ぶり4回目)
センバツでは2年連続で8強入りしている北海道勢。今回も快進撃はなるか?


東北
光星学院(青森。2年連続5回目)
花巻東(岩手。3年ぶり2回目)
聖光学院(福島。4年ぶり3回目)
光星神宮大会で優勝したことで枠が1校増えた東北地区。選出された3校は順当とも言える。


関東
作新学院(栃木。8年ぶり9回目)
高崎健康福祉大高崎(群馬。初出場)
高崎(群馬。31年ぶり2回目)
浦和学院(埼玉、2年連続8回目)
横浜(神奈川、2年連続14回目)


東京
関東一(4年ぶり4回目)
帝京(東京大会準優勝)と横浜(関東大会ベスト8)の綱引きは横浜に軍配。スコアなら帝京だったが…。


東海
愛工大名電(愛知。7年ぶり9回目)
三重(三重。2年ぶり11回目)
大きな波風は立たず。


北信越
地球環境(長野。初出場)
敦賀気比(福井。2年ぶり4回目)
地球環境は広域制通信制学校として地区大会初出場から一気に甲子園初出場につなげる。


近畿
近江(滋賀。9年ぶり3回目)
鳥羽(京都。11年ぶり4回目)
大阪桐蔭(大阪。2年ぶり5回目)
履正社(大阪。2年連続4回目)
智弁学園(奈良。11年ぶり8回目)
天理(5年連続22回目)
洲本が選出され、障壁が無くなった(?)ことで、予想通りの6校が選出。


中国
倉敷商(岡山。22年ぶり3回目)
鳥取城北(鳥取。初出場)
早鞆(山口。初出場)


四国
鳴門(32年ぶり7回目)
高知(2年ぶり16回目)
かつて甲子園を沸かせた大越基監督率いる早鞆が意外にもセンバツ初出場。


九州
九州学院(熊本。2年連続5回目)
別府青山(大分。初出場)
神村学園(鹿児島。3年ぶり3回目)
宮崎西(大分。初出場)
九州大会準決勝で創成館(長崎)がコールド負けしたことでどこに入るか注目された4校目の枠は宮崎西に吉報。このような時に必ずと言って発動する福岡枠の発動はなかった。


補欠校
北海道…札幌一
東 北…学法福島(福島)、古川学園(宮城)
関 東…東海大甲府(山梨)、東海大相模(神奈川)
東 京…帝京
東 海…市岐阜商(岐阜)、至学館(愛知)
北信越福井工大福井(福井)、松商学園(長野)
近 畿…立命館(京都)、奈良大付(奈良)
中 国…大社(島根)、岩国工(山口)
四 国…明徳義塾(高知)、高松商(香川)
九 州…創成館(長崎)、大分(大分)
大会は3月15日に組合せ抽選会が行われ、21日に阪神甲子園球場で開幕する。