アジアリーグアイスホッケープレーオフ・ファイナル第7戦結果

敵地での敵は敵地で討つ!アジアリーグアイスホッケー2008‐2009プレーオフ・ファイナルは23日、東京都西東京市ダイドードリンコアイスアリーナで第7戦が行われ、日本製紙クレインズSEIBUプリンスラビッツを3−2で下し、全日本選手権での雪辱を晴らすと共に2年振り3回目のアジア制覇を決めた。
クレインズは開始3分、三谷のゴールで先制すると第2ピリオドには4分に西脇、12分には伊藤(雅)が決め、3点をリード。このまま逃げ切るかに見えたが、ラビッツは第2ピリオド終了間際、主将・鈴木のゴールで反撃開始。第3ピリオド13分にも鈴木が決めて1点差に迫る。
しかし、このあとは猛攻を見せるもクレインズ・石川を中心とした固い守りに跳ね返され、最後は残り40秒から6人攻撃を仕掛けるもゴールは遥か遠く、3年ぶりのアジア制覇ならず。同時に1966年(昭和41年)にスタートした西武グループのアイスホッケー史に幕を下ろすこととなった。


ダイドードリンコアイスアリーナ


第7戦 クレインズ…4勝3敗

SEIBUプリンスラビッツ
日本製紙クレインズ


得点者
S:鈴木(2点)
ク:三谷、西脇、伊藤(雅)


それにしても…。ラビッツの、そして日本アイスホッケー界の今後はどうなっちゃうんでしょうか?未だに具体的な受け入れ先の話も全く上がってきていないし、何より選手の今後、日本代表チームをどう編成するのか…などなど、問題は山積みです。
今週末にはラビッツのファン感謝イベントがホーム・東伏見でありますが、果たしてそこで良い結果が出てくるのか…。アイスホッケーを愛するすべての人々、チームの存続に向けて懸命の活動をしてきた、北海道の私設応援団、ラビッツと共に戦い続けた地元・東伏見の商店街の皆さんが笑顔になれるような回答が出てくるよう、祈るしかありません…。


また来シーズンも…ホッケーが見たいです!