年度末の大勝負〜Part1〜

今年1月から2ヶ月間に亘って熱戦が繰り広げられてきた第58期王将戦スポーツニッポン新聞社毎日新聞社)七番勝負の第7局が、25日、26日の2日間山形県天童市「天童ホテル」で行われ、26日午後6時51分、110手までで羽生王将が勝ち、4勝3敗で5連覇、通算12期目の王将位獲得


もし今シリーズで羽生さんが王将位を失っていたら、2007年の王位戦七番勝負から数えて、対深浦戦のタイトル戦で3連敗となってしまうところで、ここで羽生さんが勝たないと二度とタイトル戦で深浦さんに勝てないんじゃないかと思っていただけにこの1勝は大きい。しかし、それにしても深浦さんはしぶとい。

来週月曜には棋王戦(共同通信社主催)五番勝負第5局が行われ、平成20年度の将棋界の締めとなります。果たして佐藤棋王が逆転防衛を果たすのか、それとも久保八段の初戴冠か…。