ひと夏にささげつくした戦い

第80回都市対抗野球は準決勝2試合が行われ、我らが横須賀市日産自動車豊田市・トヨタ自動車に1‐0で完封負けを喫し、最後の夏を優勝で飾ることは出来ませんでした…。
でも、ここまでの4試合に全て先発したエース・石田(東京国際大)を筆頭に、良くぞここまで頑張った、と拍手を送りたいです。特に今年は“負けたら本当に終わり”という状況下で、補強選手を1人も取れない*1という苦境の中で、ベスト4という成績を残したということは誇って良いんじゃないかな、と思います。
まだ日本選手権が残っているので、完全に日産ナインの戦いが終わったわけではありませんが、ひとまず“お疲れ様”と声をかけたいです。そして、“こんなに熱い夏を演出してくれて、どうもありがとう…”


そして明日の決勝は、その日産を下したトヨタと、昨年まで三菱ふそう川崎を率いていた垣野多鶴監督率いる東京都・NTT東日本を下した狭山市・Hondaの自動車対決。
F1日本GPを巡った両社の対決ともなったこの戦い、果たして、頂点に立つのは日本GPを手放さざるを得なかったトヨタか、それとも“ゲットバッカーズ”Hondaか。何とも楽しみな対決になった。

*1:神奈川から企業登録されている4チーム(三菱重工横浜、新日本石油ENEOS、日産、東芝)が全て本大会に出場してしまったため、補強選手を取りたくでも取れなかったから。もっとも、他の3チームも補強選手は1人もいない