日頃きたえし技みせた!

第80回都市対抗野球大会は1日、東京ドームで決勝が行われ、狭山市・Hondaが豊田市トヨタ自動車を4−2で下し、入来祐作(元巨人)、大塚晶則(前テキサス・レンジャース=日本通運から補強)らを擁した96年の第67回大会以来(ちなみにその時は和光市代表として出場)、13年ぶり2回目の優勝。OBの古田敦也氏(前東京ヤクルト監督)が始球式に訪れ、初優勝を目指したトヨタの夢を打ち砕いた。
そして、橋戸賞は先発に、リリーフに大車輪の活躍をみせたHonda・筑川利希也投手が受賞。東海大相模センバツ初優勝(2000年)に導く原動力となった男も、東海大時代に右肘を故障。このまま消えていってしまうのかと思われながらも見事に復活を果たし、再びスポットライトを浴びた。そして今日も足に怪我を抱えながらも良く投げた!
それにしても…2004年に東京ドームに復活して準優勝して以来、毎年のように優勝候補に名前を挙げられながら結果を出せず、あと一歩が遠かったことか…。去年もベスト4まで勝ち進みながら、田澤純一擁する横浜市新日本石油ENEOSに逆転負け。しかし、そんな中で選手達が戦うごとに成長し、厳しい戦いが続いた本大会を勝ち進んでいったのが印象的でした。
最後に、優勝した狭山市・Hondaの選手、関係者の皆様、準優勝の豊田市トヨタ自動車の選手、関係者の皆様、おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。
正直言って、社会人野球を取り巻く環境は厳しいです。でも、社会人野球は本当に面白いということを内外にアピールしていけば、もっともっと盛り上げられると思います。
とにかく「行けば分かる!一度行けば病み付きになるから」と声を大にして、本稿を〆たいと思います(締まってんのか?)。
また来年、東京ドームで会いましょう!