アジアリーグアイスホッケー2009-2010開幕シリーズ

昨日から開幕したアジアリーグアイスホッケー2009-2010、開幕2連戦の結果を受けての印象を。


釧路
日本製紙クレインズ東北フリーブレイズ


第1戦
クレインズ4-2ブレイズ


第2戦
クレインズ5-4ブレイズ(GWS)


伊藤雅俊(FW)や大城ディック・ジョエル(DF)といった長年チームを引っ張ってきた選手が抜け、戦力ダウンが懸念されたクレインズだったが、西武から移籍の小原が2得点1アシスト、期待のルーキー小窪(FW。東洋大)も2Pを挙げるなど、新加入の戦力の活躍で幸先の良いスタート。ブレイズも第2戦で一時リードを奪うなど、健闘を見せた。今後の戦いぶりにも注目していきたい。


韓国・アニャン
アニャンハルラ−High1


第1戦
High1 8-6ハルラ


第2戦
ハルラ5-4High1(延長)
2試合とも点の取り合いとなった。さすがにライバル対決なだけある。ハルラは相変わらず攻撃陣が好調だが、第1戦の3Pに5失点(1点はエンプティネットゴール)を許すなど、守りに不安ありか?High1は西武から移籍の山田(DF)、上野(FW)の2人が得点に絡む活躍を見せており、今後の活躍に期待。それにしてもハルラは第4セット全員FW登録か…。


苫小牧
王子イーグルス−H.C.TOCHIGI日光アイスバックス


第1戦
イーグルス3-2バックス


第2戦
バックス2-1イーグルス
6月に西武から大量6人の選手を受け入れたバックス。やはり戦力補強の効果はてきめんだったようだ。補強の目玉・鈴木(FW)は今日の試合で決勝ゴールをマーク。第1戦でも2アシストを決めるなど、すっかりバックスのカラーに染まっているよう。イーグルスは主将・齊藤毅(FW)と西武から移籍の今(FW)が得点に絡む活躍を見せ、同じく西武から移籍の佐藤(FW)も高校(駒大苫小牧)の同期だった百目木(どめき。FW)、齊藤哲(FW)と第1セットを組み、チームのファーストゴールを決める活躍を見せた。さて、今季はどうなることか…。

24日にチャイナドラゴンとイーグルスが対戦し、全7チームが初戦を迎えることとなる。