初代次世代通勤電車の思い出

本日1月24日を持って、次世代通勤電車の奔りと言える209系0番代が京浜東北線から撤退しました。
1993年(平成5年)に「重量半分・価格半分・寿命半分」を目標とし、鮮烈にデビューした209系0番代も諸々の事情には勝てず、生まれ育った京浜東北線からの撤退を余儀なくされたのである。
私自身の思い出としては、デビューした年の秋に大森に人生初の眼鏡を作りに行った時、209系に当たるように念じていたのに来たのは103系でがっかりしたこと(この時の京浜東北線103系の天下で、209系は12本しかなかったと記憶している。205系も3本か4本しかなかったかと…)、その次の年に、当時所属していた野外活動団体の活動で根岸の方に行った時、行きの電車が209系だったこと(あの時は念願叶ったので嬉しかった…)、初めて買ったBトレ(パート3)が209系スカイブルー色の中間車だったことが思い出される(苦心して編成揃えたのも良い思い出だ)。
前の勤務先に行くようになって毎日の様に209系を見るようになったけど、その頃から後継のE233系の勢力が増殖していって、見る機会が減って行ったのは悲しかった…。
ともあれ209系、京浜東北線での活躍は約16年という短い間でしたがお疲れ様でした。活躍の場所は房総地区に移りますが、第2の人生もこれまで以上に活躍してくれることを祈っております。