吉報来る。

第82回選抜高等学校野球大会(毎日新聞社日本高等学校野球連盟主催)の出場校を決める選考委員会が毎日新聞社大阪本社で行われ、出場32校が決まった。
北海道
北照(10年ぶり3回目)

補欠校…札幌南

東北
秋田商(秋田。4年ぶり6回目)
盛岡大付(岩手。7年ぶり2回目)

補欠校…弘前学院聖愛(青森)、本荘(秋田)

まあ、この2地区は順当といったところか。

関東
東海大相模(神奈川。4年ぶり8回目)
花咲徳栄(埼玉。7年ぶり2回目)
前橋工(群馬。15年ぶり4回目)
東海大望洋(千葉。初出場)

補欠校…桐蔭学園(神奈川)、千葉商大付(千葉)

東京
帝京(3年ぶり14回目)
日大三(8年ぶり17回目)

補欠校…日野

6校目の綱引きの行方が注目された両地区だが、帝京と接戦を演じた日大三に吉報。もっとも、東海大菅生が推薦辞退をしていなくても、桐蔭に6校目の枠が振られても三高が東京2校目に入ってきていたのは間違いないが…。

東海
大垣日大(岐阜。3年ぶり2回目)
中京大中京(愛知。3年連続30回目)
三重(三重。15年ぶり10回目)

補欠校…中京(岐阜)、静岡商(静岡)

地域性か、実力か。選考委員がどっちを取るかが注目されたが、やはり直接対決の結果は大きかったか。

北信越
高岡商(富山。4年ぶり4回目)
敦賀気比(福井。2年ぶり3回目)

補欠校…福井工大福井(福井)、佐久長聖(長野)

ここも順当な結果に。

近畿
神戸国際大付(兵庫。5年ぶり3回目)
大阪桐蔭(大阪。3年ぶり4回目)
立命館宇治(京都。6年ぶり2回目)
天理(奈良。3年連続20回目)
智弁和歌山(和歌山。2年ぶり9回目)
神港学園(兵庫。4年ぶり5回目)

補欠校…福知山成美(京都)、育英(兵庫)

終わってみたらベスト4の4校は順当に選出。「神港落選で育英選出」と予想をしていた人はおそらく涙目になったことだろう。

中国
開星(島根。2年連続2回目)
関西(岡山。3年ぶり10回目)
広陵(広島。3年ぶり22回目)

補欠校…石見智翠館(島根)、岡山東商(岡山)

四国
今治西(愛媛。4年連続12回目)
高知(高知。3年ぶり15回目)

補欠校…済美(愛媛)、岡豊(高知)

やはり、というか戦前の予想で出場濃厚と見られた中国地区の3校が選出。

九州
嘉手納(沖縄。初出場)
宮崎工(宮崎。初出場)
興南(沖縄。2年連続4回目)
自由ヶ丘(福岡。初出場)

補欠校…長崎商(長崎)、明豊(大分)

ここも大きな波風は立たず。

21世紀枠
山形中央(山形。初出場)
向陽(和歌山。36年ぶり15回目)
川島(徳島。初出場)

補欠校…新潟(新潟)、防府(山口)

向陽、川島はまあ予想がついたが山形中央か…。


最多出場は中京大中京の30回、最多優勝も中京大中京で4回、優勝経験校は東海大相模、帝京、日大三中京大中京、三重、天理、智弁和歌山広陵、高知の9校。最長連続出場は今治西の4年連続、最長ブランクは向陽の36年ぶり。
大会は3月13日に組み合わせ抽選会が行われ、21日に開幕する。