第78回全日本アイスホッケー選手権大会7日目結果

二冠への第一歩―。第78回全日本アイスホッケー選手権大会は13日、栃木県立日光霧降アイスアリーナにて決勝が行われ、日本製紙クレインズ東北フリーブレイズを6-2で下し、2年連続4回目の優勝を決めた。
クレインズは第1ピリオド10分過ぎにゴールディーのゴールで先制すると、終了間際にも小原のゴールで2点目。第2ピリオドに同点とされたものの、6分に相手のパスミスから鬼頭のゴールで勝ち越すと、第3ピリオドにも3点を加え、大勢決した。創部2年目での初優勝を目指したブレイズは第2ピリオドに鈴木、山本の連続得点で追いつき、試合終了3分前から6人攻撃を仕掛ける執念を見せたものの、飯村、ユールのエンプティネットゴール2発で万事休した。


決勝

- 1P 2P 3P T
日本製紙クレインズ 2 1 3 6
東北フリーブレイズ 0 2 0 2

[日]ゴールディー、小原、鬼頭、マディル、飯村、ユール
[東]鈴木、山本


なお、決勝に先立って行われた3位決定戦の結果は以下の通り。
3位決定戦

- 1P 2P 3P T
HC日光アイスバックス 0 0 0 0
王子イーグルス 0 1 2 3

[王]佐藤2、芳賀
今季限りでの現役引退を表明しているバックス・土田はこの試合が地元・日光での最後の試合だったのだが…。96年に早稲田大から西武鉄道に入社してから15シーズン目となる現役生活も、いよいよ今週末のアジアリーグ・東京シリーズを残すのみ。


なお、最優秀選手には日本製紙クレインズ・大澤秀之選手が選出されている。


さて、全日本が終了し、あとはいよいよアジアリーグのレギュラーリーグ2試合と、プレーオフを残すのみ。今週末に東京・ダイドードリンコアイスアリーナ(最寄:西武新宿線東伏見駅)で行われる「COSBY CUP クライマックスゲームズ」でレギュラーリーグ全試合が終了となり、プレーオフ進出順位が決定することとなります。当ブログでもこのシリーズの展望を書く予定でおりますので、しばしお待ちを…。一応金曜までには書き上げる予定…。