ショック・・・

日本選手権大会への出場を賭けた最終予選がたけなわの中、非常にショッキングなニュースが飛び込んできた。

大ガス野球部員ら 高校野球や競馬で賭博…当面の活動自粛(Sponichi Annex)


大阪ガス大阪市)は31日、硬式野球部員や部OBの社員計36人が、高校野球や競馬で賭博行為をしていたと発表した。全員が事実関係を認めており同社は処分を検討、大阪府警にも相談した。

 午後の記者会見で、藤原敏正人事部長は「10年ぐらい前からやっていた」との証言など、社内調査の結果を明かし、「関係者の信頼を損なう行為を反省し、深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 大ガスによると、過去3年間に所属した部員計52人を対象に聞き取りや社内メールを調査。コーチやOBを含む36人の関与を確認した。このうち28人が現役部員で、残る8人はOB。監督は含まれていない。
(中略)


大阪ガス野球部は9月11日から始まる日本選手権近畿地区最終予選への出場は辞退し、当面の活動も自粛する。

 同部は都市対抗大会で2000年には準優勝し、日本選手権でも3度準優勝している。主なOBはプロ野球阪神能見篤史投手。


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正直言って、何とコメントしていいのか分からない・・・
2003年(平成15年)11月、当時応援していた日産自動車硬式野球部は、社会人野球日本選手権大会を3度目の決勝進出で初優勝を飾ったが、その時の決勝の相手が大阪ガスであり、敢闘賞を受賞したのが現在阪神で活躍している能見篤史である。あの試合はテレビで見ていて本当に感動ものだったのに、その裏でこのようなことがなされていたことは非常にショックである。10年ぐらい前からやっていた、ということは当時試合に出場していた選手の中にこの件に関与していた選手がいるかも知れない、と思うと・・・
また、3年前、関西大学硬式野球部(関西学生野球連盟所属)で不祥事が発覚し、秋季リーグ戦の出場を辞退した際、都市対抗野球に出場していた関大OBのある大ガスの選手が「打席に入る時、関大の名前が呼ばれるのがつらい」という趣旨のコメントをしていたが、これと同様のことをしでかしたことになる。関与した人間は、「大阪ガス硬式野球部」という看板に泥を塗ったという事実を重く受け止めてもらいたい。
大阪ガス本社では処分を検討しているとのことだが、今はとにかく、大ガス野球部の雄姿が再びグラウンドに戻ってくることを祈るのみである。