今年も日本に桜は咲きませんでした。

トップディビジョン昇格を目指したアイスホッケー男子代表だったが、現地時間22日に行われたオーストリア戦は1-3、そして24日に行われたウクライナ戦は善戦もむなしく1-2で敗退…。この結果、今年もトップディビジョンへの道は閉ざされてしまった。
特にこの2試合は、GK福藤が再三の好守を見せたものの、攻撃陣が抑え込まれその間に得点を許し、反撃及ばずに敗退、というパターンで敗れている。また、ウクライナ戦では福藤が混戦からスティックを落とした隙を狙われて決勝点を許すという展開で敗れたのだが、まあ、ゴール前の混戦での出来事だから、仕方がない一面もある。しかし、それ以前に「体を投げ出してでも止める」という意識のあったプレイヤーはいなかったのか、と思わざるを得ない。そういった点ではまだ勝利への執着心が足らないというか…。こういう切羽詰まったゲームでこうしたプレーが出来るかが、今後世界で戦う際のポイントになってきそう。
ともあれ残りは現地時間25日のリトアニア戦のみ。来年へつながる戦いをしっかり見せてほしいものです。