将棋界

無念…

渡辺明竜王への挑戦者を決める第22期竜王戦本戦は今日、準決勝の羽生善治名人−森内俊之九段戦が東京・将棋会館行われ、95手で森内九段の勝ち。昨年のリベンジを目指した羽生名人の野望を打ち砕いた。準決勝のもう1局、深浦康市王位−久保利明棋王の対局は8月1…

相性。

羽生善治棋聖に木村一基八段が挑戦中の第80期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)第2局は昨日、兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で行われ、午後6時32分、98手で木村八段が勝ち、通算9局目でタイトル戦初勝利。 ちなみに、今回の対局場「ホテルニューア…

第50期王位戦(新聞三社連合)挑戦者決定リーグ最終戦

深浦康市王位への挑戦権をかけた王位戦挑戦者決定リーグは29日に最終5回戦が一斉に行われ、紅組は4戦全勝で突っ走っていた木村一基八段が郷田真隆九段に敗れたものの、3勝1敗で追っていた羽生善治名人も渡辺明竜王に敗れたために木村の優勝が決定。9…

今年こそジンクスは崩れるのか?〜第22期竜王戦ランキング戦〜

渡辺明竜王への挑戦権を争う挑戦者決定トーナメント入りを賭けた、竜王戦ランキング戦もいよいよ大詰め。昨日は1組決勝と6組決勝が行われ、1組は深浦康市王位が羽生善治名人を、6組は棋聖戦で旋風を巻き起こした稲葉陽四段が長岡裕也四段をそれぞれ下し…

めでたい!

本当は明日に大きな(?)お祝いを持って来る予定だったのですが、その前に別の方向からめでたい話題が!

マイナビ女子オープン五番勝負の日程決まる。

挑戦者・岩根忍女流二段の出産に伴い、日程が延びていた第2期マイナビ女子オープン五番勝負の日程が改めて発表された。 第1局:6月18日(木) 場所:東京都渋谷区・将棋会館 第2局:7月2日(木) 場所:大阪市・料亭 芝苑 第3局:7月15日(水) 場所:東…

第67期名人戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)七番勝負第3局

1勝1敗で迎えた第3局は7日、8日の2日間、広島県福山市で行われ、午後9時7分、120手で後手の羽生名人が勝ち、2勝1敗に。郷田九段勝ちか、と言われた局面で郷田にまさかの錯覚が出て、羽生が逆転勝利。第4局は20、21日に和歌山県高野町で。 …

お前ら勝手にやってろ!

日本将棋連盟が、LPSA(日本女子プロ将棋協会)代表理事の中井広恵女流六段に公開質問状を提示。 …もはやコメントする気すら起きない。 しかし、こうした問題はネット上では激論が展開されるのに、表立った問題にならないのは何故なのか。不思議でならない。

第80期棋聖戦(産経新聞社主催)挑戦者決定戦

羽生善治棋聖に挑戦するのは、“千駄ヶ谷の受け師”木村一基八段か、それとも強敵を次々打ち破ってきた稲葉陽四段か。注目の棋聖戦挑戦者決定戦は今日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われ、午後7時37分、126手で木村八段が勝ち、棋聖位初挑戦。後手番一…

第80期棋聖戦(産経新聞社)本戦準決勝

関西の若手棋士が熱い。 かつては谷川浩司九段を筆頭に、七大タイトルの過半数を関西勢が保有していた時期もあったが、その後羽生世代の台頭で関西から次々とタイトルを東京に奪われ、寂しい時期が続いてきた。 だが、ここ数年関西から将来有望な若手棋士が…

意外な所で知る事実

既にご存知の方もいるとは思いますが、今週金曜日に岡山県倉敷市で行われる予定だった第2期マイナビ女子オープン(毎日コミュニケーションズ、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会主催)五番勝負第1局が、挑戦者・岩根忍女流二段の出産予定が21日に早ま…

2回目(決して某漫画家先生のタイトルを引用したわけではない)

会社帰りに早売りの週刊将棋を駅の売店で買って広げると、名人戦第1局の記事が。例の出来事については触れられていなかったが、特集記事内のコラムに挑戦者・郷田真隆九段のコメントとして、2年前の「扇子事件」について「言ってもらってよかった」という…

将棋界の幕開けを告げる日に…

昨日は代休消化で1日お休み、そして今日は休日出勤というなんともちぐはぐな週末となりました…。 で、昨日は木曜から始まった第67期将棋名人戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)七番勝負第1局をテレビ及びPCで観戦。相矢倉からの激しい攻防の末、羽生名…

第34期棋王戦五番勝負第5局

挑戦者・久保利明八段が2連勝後、佐藤康光棋王が2連勝して最終局までもつれ込んだ五番勝負第5局が今日、東京将棋会館で行われ、午後6時46分、106手までで久保八段が勝ち、悲願の初タイトル!谷川浩司九段以外の関西棋士によるタイトルホルダーが1…

年度末の大勝負〜Part1〜

今年1月から2ヶ月間に亘って熱戦が繰り広げられてきた第58期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)七番勝負の第7局が、25日、26日の2日間山形県天童市「天童ホテル」で行われ、26日午後6時51分、110手までで羽生王将が勝ち、4勝…

順位戦最終局の悲喜交々

第67期順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)は、先週C級2組とB級1組の、今週C級1組とB級2組の最終戦が行われ、全クラスの対局が終了した。昇級と降級を巡る争いは、また今年もドラマチックに展開されたのでした。以下は時系列で各クラスの模様を。

第34期棋王戦五番勝負第4局結果

第3局で反撃の狼煙を上げた佐藤康光棋王がタイに戻すのか。久保利明八段の初戴冠か。注目の第4局が大阪市福島区の関西将棋会館で行われ、午後6時54分、142手までで佐藤棋王が勝ち、2勝2敗のタイに。対振り飛車には持久戦を指す事が多い佐藤棋王が…

第58期王将戦七番勝負第6局結果

3勝2敗と王手をかけた深浦王位がそのまま自身初の二冠となるのか。それとも羽生王将が逆王手をかけるのか。注目の第6局は11、12日の2日間、静岡県河津町で行われ、12日午後5時40分、99手で羽生王将が勝ち3勝3敗のタイに。深浦王位の4手目△…

第2期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦結果

矢内理絵子女王に挑戦するのは、中村真梨花女流二段か、岩根忍女流初段か、注目の挑戦者決定戦は今日、東京・将棋会館で行われ、94手で岩根女流初段の勝ち。規定(タイトル挑戦)により、女流二段への昇段を決めた。 それにしても…現在妊娠8ヶ月(!)と…

第34期棋王戦五番勝負第3局(共同通信社、新潟日報社主催)結果

第1局、第2局と挑戦者・久保利明八段の華麗な飛車サバキが決まり、初タイトル獲得に王手をかけて迎えた第3局は今日、新潟市で行われ、結果は午後7時4分、121手までで佐藤康光棋王の勝ち。対戦成績を1勝2敗に。 昨年夏に行われた棋聖戦五番勝負(産…

LPSAからの緊急声明

第67期順位戦A級9回戦は3月3日、東京・将棋会館で一斉に指されたが、そのうちの1局、郷田九段−木村八段の中継担当者が変更になった。 筆者は初め、気に留めていなかったのだが、家に帰ってネットサーフィンをしているとどうも様子がおかしい。それは…

戦い済んで日が暮れて〜第67期順位戦A級9回戦〜

第67期順位戦A級は昨日、最終9回戦が東京・千駄ヶ谷の将棋会館で一斉に行われ、既報の通り、郷田真隆九段が木村一基八段を下し、7勝2敗で羽生善治名人への挑戦権を手にしました。前期初のA級参加で、開幕5連勝を決めながら、後半戦に入って4連敗と…

とりあえず速報っ!

第67期順位戦A級9回戦全5局のうち、負けた方がB級1組へ降級となる、谷川浩司九段対鈴木大介八段の一戦は、午後10時22分、113手で谷川九段が勝ち、今季成績を4勝5敗とすると同時にA級残留が決定。3勝6敗となった鈴木八段は復帰わずか1期…

歴史的な一日までついに…

羽生善治名人への挑戦権を争う、第67期順位戦A級(毎日新聞社、朝日新聞主催)9回戦は、明日午前10時から東京・千駄ヶ谷の将棋会館で5局一斉に行われる。 注目は挑戦権争いを占う、郷田真隆九段(6勝2敗)対木村一基八段(5勝3敗)の直接対決、そ…

第34期棋王戦五番勝負第1局結果

佐藤康光棋王に久保利明八段が挑戦する第34期棋王戦五番勝負第1局(共同通信社、北日本新聞社主催)が富山県小矢部市で開幕し、結果は午後6時35分、86手までで後手久保八段の勝ち。ゴキゲン中飛車から激しい中盤戦を久保が制する。第2局は28日、…

第67期順位戦A級8回戦結果

毎年この時期になると悲喜交々のドラマを生む将棋順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)だが、羽生善治名人への挑戦権を争うA級の8回戦が昨日行われた。 今期は近年稀に見る大混戦で、7回戦終了時点で郷田真隆九段(前期3位)が5勝2敗、ついで森内俊之…

第58期王将戦七番勝負第2局結果

羽生善治王将先勝を受けて行われた第2局は28、29日の2日間、和歌山県白浜町で行われ、午後6時2分、106手までで挑戦者・深浦康市王位が勝ち、1勝1敗のタイに。後手の深浦王位が4手目△3三角戦法を採用し、羽生王将の攻めを止め、反撃を決めた。…

第35期アルゼ杯女流名人位戦五番勝負第1局結果

3連覇中の矢内理絵子女流名人に清水市代女流王将が挑戦する五番勝負が今日開幕。結果は午後6時8分、196手で矢内女流名人の勝ち。ちなみに、移動の際は大雪のため、飛行機が欠航し、鉄道での移動となったとか。

羽生名人、公益法人改革問題で質問する。

政府の公益法人制度改革によって、将棋連盟が5年以内に公益社団法人の認定を得なければ、プロ棋士の収入激減は必至。反応が鈍い棋士たちの危機感をあおるため、米長邦雄会長(65)が、羽生4冠を座長に指名し、この日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で、棋士…

里見香奈倉敷藤花、女流棋士史上最年少で男性棋士を倒す

最初に女流棋士が男性棋士に公式戦で勝ったのが15年前(中井広恵女流六段)。女流のレベルもだんだん上がっている証拠か。 相手の稲葉四段は関西の若手棋士の中ではかなり評判が高いのだが、それに勝ってしまうのだから、“出雲の稲妻”(里見倉敷藤花の異名…